プログラム

圧倒的に楽しい!
100種類以上のオリジナル種目

できるだけ特定のスポーツに偏らず、子どもが「からだを動かすこと自体を好きになる」ことを目指しています。

そのための、遊びの要素を多分に取り入れた「コーディネーショントレーニング」が、当校の特色のひとつです。ここではなにより子どもの「楽しい」を大切にしています。

「バランスボールテニス」「サーキット」「玉入れ鬼ごっこ」など既存スポーツにはない動きも含めて、新鮮な体験にチャレンジ。やってみれば、子どもはすぐに動きをマスターし、遊び感覚でからだの使い方をどんどん覚えていきます。

保護者の皆さんが子どものころには、ハードな木登りに挑んだり、見たこともない体勢でボールを避けたり、謎の新スポーツを発明する友だちがいたでしょう。現代の子どもたちにも、安全な環境と適切な指導の下で、そんなエキサイティングな体験をしてもらうのが狙いです。

●バランスボールテニス…バランスボールに座ったり立ったりして、ラケットでボールを打ち返します。不安定な状態でラケットを振るなんて、子どもには初めての体験。夢中で試行錯誤しながら、バランス感覚と体幹の強さ、道具を使う感覚を覚えていきます。

●サーキット…ラダー(はしご)やリング、平均台を使った障害物競走。障害を乗り越える方法を考えて、前回の自分より、少しでも早くゴールすることを目指します。複合的な運動を自然に経験し、走ったり、ジャンプするだけでは身に着けられないスムーズな身のこなしを体得します。

●玉入れ鬼ごっこ…カゴを背負って逃げ回るコーチを追いかけて、玉を入れます。モノを投げる動きはもちろん、的が動いているので、とっさの状況判断が必要です。

 

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コーディネーション運動について

 

乗り越えるからうれしい!
跳び箱・鉄棒・マット運動の体操種目

合わせて力を入れているのが、鉄棒、跳び箱、マット運動といった体操種目です。これらは、学校体育の種目の中では、全身を使って「あたまとからだを連動させる力」を効率的に身につけられる種目です。そのうえで、「逆上がり」「開脚跳び6段」「側転」といった明確な課題設定が可能です。

はじめはうまくいかなくても、からだを使って課題をクリアする「うれしい」体験を積み重ねることができます。保護者も子どもの成長を確認して、褒めてあげられるしょう。その過程で、子どもは自信を持ち、運動への苦手意識を払拭していきます。

「楽しい」がなければ続かないし、「うれしい」がなければ飽きてしまいます。両方の体験を提供することが大切であり、その組み合わせこそが、私たちが研究を重ね、蓄積してきたノウハウです。

 

子どもの気持ちに寄り添う
最大12人の少人数クラス

1クラスの人数は最大12人で、2人のコーチが入ります。鉄棒、跳び箱、マット運動では6人×2列をつくり、指導と補助を充実させます。一人ひとりのレベルに合わせて、練習できる設定です。

子どもたちは、自分の番がどんどん回ってくるから、集中して課題に向き合うことができます。例えば逆上がりの練習では、足を蹴り上げる運動を繰り返し行うなど、課題クリアに向けたポイントを明確にします。

やりたくない子がいれば、理由を聞いて正当なら休んでもらう、そうでなければ課題に向き合ってもらう、といった意欲に応じた細かい指導も可能です。

また、個人授業とも違って、集団行動の基礎を学ぶこともできます。同じクラスでも年齢に3〜4歳の幅があるので、まさにかつて子どもが集まった公園のような、縦の関係もうまれます。ついこの間まで、甘えていた子が、いつの間にかおにいさん、おねえさんに成長して、クラスをリードしているのをみると、微笑ましい気持ちになるものです。