3歳のときに入会したSくんは、
はじめは座っていることも難しく、
半年以上は、走り回るだけで時間が終わる、
ちう状態でした。
そんなSくんに伝えたのは、
「なぜ今座らなければいけないのか」
「なぜコーチの話を聞かなければいけないのか」
ということ。
そして、ちょっとしたことでも、
(流れどおりレッスンに参加しているだけでも)
できたらちゃんと褒めるようにしました。
今では、まわりの子のお手本になるくらい、
集団行動が得意になり、
前向きにレッスンに参加してくれています。
ただ、はじめから何事もスムーズに、
うまくいくわけではありませんし、
アプローチのやり方は、
一人ひとりの子どもによって違います。
一クラスに複数のコーチがいるのは、
子どもをしっかり見て、性格やその日の状態を把握できるのはもちろん、
お互いに話し合ってアプローチを考えられるのが、
メリットだと思っています。
ひとりで抱え込まず、
色々な視野、角度から考えることができますからね。